性と快
爽快な体は爽快な心をつくり、爽快な人生を形づくる。
爽快感を伴う天へとつながる体には、体の中心軸に性エネルギーがしっかりと流れている。
性と言われるものも本来、欲ではなく、それは広大なスケールの信号。
性の性以前の働きは、異なる存在との交感をうながす力。
すべての存在は互いに異質で、それゆえに広大な相互エネルギーが生まれる。
人は異なるものと互いに交流することで、自己の本質エネルギーにつながっていく。
その感覚を「快(楽しい)」といい、快は異質なものとの間に共鳴をもたらし調和を与える。
体の中心軸にフタをしてその流動をふさぐ時、欲としての愛欲が生まれる。